キャミィの起き攻めをもっと考える
前回の記事に引き続いて起き攻めを考える
前回はこちら↓
前回のまとめで書いたことだが、”いくら綺麗に重ねようとも、相手だって毎回食らってはくれない”のが通常の対戦。毎回毎回小技で暴れてくる人がいるのであれば、適当に立中Pでも重ねて瞬殺してやればいいんですよ、でもそうはいかないんです。
今回は、相手が通常技以外を擦っていた*1場合について書く。
余談
擦りと書くといいイメージがないが、特に初心者帯では起き上がりは絶対に昇竜を撃つ人(EXゲージがあろうがなかろうが)とか、困ったらとりあえず小足連打するとか、何かガードしてたらガチャガチャしながらパンチ連打する人とかもいる。これがわりと効果があったりするのが初心者帯な上、イライラすること請け合い。閑話休題。
起き上がりに相手がする行動
- 通常技暴れ
- 最速投げ入力
- バクステ
- 無敵暴れ
- ガード
- その他
このうち、通常技暴れは前回の記事で書いたので割愛。
最速投げ入力
いわゆる投げ暴れ。発生が5Fなので通常技を重ねていた場合は問答無用で刈り取れる。
こちらが投げ重ねをした時は抜けられて仕切り直し。キャミィの場合、前ステから直投げばかりしてると普通に抜けられる。重ねをミスった場合、綺麗に投げられる。通常技を重ねたのに投げられた時は自分の重ねがおかしかった証拠。筆者もよく食らって『くそが!』ってなりますが、悪いのは自分です。練習しましょう。
バクステ
キャラにもよるが、アウトレンジから戦いたいキャラがよく使うイメージ。メナトとかファンとか。ある程度のリスクはあるが、メリットもある。
バクステは全キャラ共通で1F目から投げ無敵あり、3F目から空中判定になる。両方がそれなりに起き攻めへの対策になっているところが強さの秘訣。
まず、1F目から投げ無敵ということは投げ重ねは完全に無効化されることになる。この場合こちらの投げすかりモーションが出て、その間に相手がバクステして距離を離すことになる。
つぎに、3F目からの空中判定。これも意外とめんどくさい性能をしており、重ねがぴったりじゃなかったりすると、こちらの攻撃が”空中の相手に当たる”ことになり、コンボが繋がらない上に”2発目を出していると空振りする”ので相手が着地するころにこちらは隙だらけ、みたいなことにもなりかねない。
たとえば、前回の記事の後半で書いた”相手の後ろ受け身に、前ステからニーバレット重ね”は相手の起き上がり3F目にこちらの攻撃判定が重なるので、ニーバレットが空中食らいになるため、『ニーバレットあたった!』と思って屈中Pを入れ込んでると空振りする。まぁニーバレは利点があって問題はない*2んだけど・・・
もちろん、2F目までは地上判定なので通常技がきれいに重なっていれば問題はない。
無敵暴れ
個人的に一番嫌いで一番ぐつぐつするやつ。いわゆるパナし。
投げだろうが通常重ねだろうが、無敵のある技をぶっぱなされると思いっきり食らってこちらがダウンする。相手からするとリターンはあるけど、そのかわりデメリットもすごい。
『あー、これ暴れてくるなぁ』とゴーストが囁いた時はガードしたり、様子見したりしましょう。相手は1ゲージ払ってEX昇竜を出して、特大の隙をさらすことになる。立強Kクラカンからの最大コンボとか、垂直ジャンプからの最大コンボとか、二度と暴れたくならないようなお仕置きをしてやりましょう。この”お仕置き”が安かったりすると死ぬほどパナされるので注意。
どんな確反よりも大事なのは、パナしへのお仕置きです。これ、重要。
ちなみにパナされやすい条件はこんな感じ。
相手の視点
- 何か食らったらスタンする
- 何か食らったら死ぬ
- 端に追い込まれて苦しい
- 同じパターンで攻め込まれてる
- パナしからVトリ発動できてリターンがでかい
- これまでの流れで全然パナしてない
- パナしが当たったら勝てる
簡単な要件としては『スタン・死にそう・端』の3つ。これを頭の片隅に入れておいて、脳死で起き攻めしないようにしよう。筆者はこれができないせいでEX昇竜の被ヒット率が異常に高い。ちなみに最後のパナしが当たったら勝てる、の中にはCAも含まれている。こちらのHPが4割ぐらいの時にザンギ相手に強気に重ねるとリバサCAで投げられて死ぬ、そして死ぬほどイライラする。キャミィは体力がすごく少ない*3ので、ザンギのCA*4でめちゃめちゃ減る。
ちなみに1F目から完全無敵がある技はCAといわゆるEX昇竜系以外はないはずなので、相手のEXゲージが1本未満の時は強気に重ねてok。
ガード
割と基本的な行動。安定っちゃ安定。ただし、その後の行動によって結果がかなり変わるため、一番奥が深くて選択肢が多い行動かもしれない。
通常技を重ねられていた場合はガードできるので、そこまでのデメリットはない。ただし、メリットもない。相手の起き上がりに昇竜拳を重ねる猛者はいないはず( ゚Д゚)いたらびっくりする。
その他
キャラによる固有の返し方。主に当身とかアーマー。
例えばザンギのVスキル1は、1F目からアーマー判定があるので重ねをアーマーで取られてスクリューを食らう。
ギルのVスキル1はブロッキングだが、2F目から当身判定があるので重ねがちょっと遅いだけでブロッキングされてコンボ食らう。
まとめ
各行動をまとめるとこんな感じ
上に行くほどアグレッシブ、下にいくほどディフェンシブ
無敵技暴れ
通常技暴れ
最速投げ入力
バクステ
ガード
ここに書いたのはあくまでも起き上がりに選択されるものだけ。ガードなんかは特に後の行動が大きかったりする。これについては幅が広いので別の記事にしようかな
では、今回はこのあたりで