SF6 キャミィまとめ

ビギナーキャミィ使いの備忘録

キャミィの立ち回りを考える

基本的な技やコンボの記事を書き終えたので、ここから実戦でのキャミィについてまとめていきたい。まずは、他でもちょこっと触れているキャミィというキャラクターについて。

 

キャラクタースペック

体力:925 (かなり低い)

スタン値:925 (かなり低い)

前ステップ:16F (かなり速い)

バックステップ:21F (かなり速い)

前進速度(前歩き):速いほう

後退速度(後ろ歩き):かなり速い

前歩きがキャミィより明らかに速いのは、さくら・バルログ春麗・若是空など。

後ろ歩きがキャミィより明らかに速いのは、さくら・バルログぐらい。

歩き速度は体感なので違ってたらごめんね。でも、たぶん前歩きはキャミィより速いキャラは10キャラもいないはず。後ろ歩きがキャミィより速いのはたぶん、さくらとバルログだけ。つか、バルログはまぁイメージ的にも速かったけど、さくらが想定以上に速くてびっくりした。

どちらにせよ、キャミィは歩き速度が速く、ステップも前後どちらもかなり速い。これは明確な強み。機動力は高いけど、撃たれ弱いですよ!っていうコンセプトを感じる。キャミィより尖ったスペックしているのは豪鬼ぐらい*1じゃないかな。

 

キャミィがダメージを取る手段

キャミィの特徴として、ジャンプ攻撃とVT2にしか中段攻撃がないことがある。ここはすごく重要で、VT1のキャミィと戦うとすると、ジャンプ攻撃の時以外はずっとしゃがみガードしていれば打撃ではガードを崩されないということ。

では、キャミィを使う側は何を考えればいいのか。闇雲に打撃を重ねてもガードは崩せない、むきになってジャンプしたら対空で落とされる。そんなどうにもならない状況を打破するのは、当たり前っちゃ当たり前ですが投げです。

キャミィの投げ性能

ジャイロニッパー (前投げ) (130/120)

デルタスルー (後ろ投げ) (150/200)

投げ間合いはCランク(筆者調べ)。広くはないけど、極端に狭くもない。歩き速度が速いので狭くてもそこまで気にならない。

投げを当てるためには

じゃあ投げ間合いにどうやって入るか。

きわめてシンプルに答えれば”近づく”です。投げ間合いに入るためには近づくしかない。当たり前だけどね・・・。

では、近づくまでのキャミィの布石を考える。

 遠距離

波動拳とかソニックブームとかばんばん飛んでくる距離。キャミィがここにいて得られるものは何もないので歩くなりして近づく、それだけ。

中距離

試合開始ぐらいの”前ステから投げが届かない”ぐらいの距離。キャミィの技だとVスキル1ぐらいしか届かない。ただ、この距離だと飛び道具は撃ちにくい*2ので、ここを基礎的な距離としたい。ここからできることは以下の通り。

  • ちょっと歩いて差し技(立中Kあたり)
  • アロー仕込み置き技(中足か立強P)
  • EX低ストで奇襲
  • 様子見
  • 強欲にジャンプ攻撃
  • 低ストで対空を釣る
  • VT中であればVTストで強引に近づく

意外とやれることが多いので、これらを分散して使うだけでもそれっぽくはなりそう。この距離でうろうろするだけでも違う。

選択肢は多いが、コンボ始動できる技があるわけではないので、チクチクと相手体力を減らすつもりの立ち回りを心掛けたい。

当然だが、この距離だと相手も前ステで強引に近づいたり、置き技を振ったりする。このあたりは読み合いになるし、そこが格闘ゲームの醍醐味なのです。

密着から前投げを当てるとこの距離になるので、試合中に何度も経験する間合い。ここから近づく手段を豊富に持つことが大事。

近距離

中距離よりちょっと近い。ざっくり言うと前ステすると密着になるぐらいの位置。キャミィの本領が発揮できる距離になりつつある。この距離でできることは・・・

  • 立中K差し
  • 前ステ
  • 歩き立中P、屈中P
  • 置き技(アロー仕込みは慎重に)
  • 低スト(中か強)
  • めくりジャンプ弱K

前ステからは直接投げるなり、小技を刻んで投げるなり、コンボ始動技を振るもよし。やれることはたくさんある。

置き技も使える距離だが、相手が微歩きしてしゃがみガードされた場合、アローが漏れて大惨事なので慎重に。個人的な置き技のおすすめは屈強P(VT仕込み)。Vゲージがある時のみの手段だが、相手が近づいてきて 屈強Pヒット>VT はすごく熱い。ガードされても問題ない。強い。

低ストはこの距離が一番強い。対空で落とされないためにも、歩きや前ステを見せておいて、上への意識が薄くなってきたことろ狙えると最高。

低ストをにおわせておいて、めくりを狙うのもあり。めくり弱Kヒットからはコパを振るのが安定。J弱K>コパ>アロー や J弱K>コパ>リフトコンビネーション など。特にリフトを当てられるとダメージも取れるので良い。

画面端で前投げを通した後の距離もここ。

密着間合い

近距離の立ち回りで相手が固まった時に作れるのがこの間合い。キャミィの通常技が一番強いのはここ。投げをガード崩しの基点としてごりごり攻めたい。びびったら負け。離れたら負け。それがこの密着間合い。あ、でも投げキャラは気を付けて(´・ω・`)

  • 投げ
  • 小技を刻んで投げ
  • 投げシケ誘い
  • 立中Pや屈中P
  • 通常技を刻んでちょっと距離ができてからめくり狙い
  • 通常技を刻んでちょっと距離ができてから低スト
  • Vスキル2も狙う?

とにかく色々な方法を散らして、相手の注意を分散させてまとわりつく。それがキャミィの攻撃スタイル。離れた時に近づく手段は近距離と同じような感じ。近距離⇔密着間合い をループさせつつ一気に殺すつもりで。

まずは投げ。これはそのまま。キャミィの速い前ステからそのまま投げてもいいし、前ステから立弱Kをガードさせて有利を取ってから投げと打撃の2択を押し付けるのも良し。

投げシケははじめて書く内容で、正直筆者もへたくそな上に初心者帯ではあまり使わないかもしれない。基本的に、投げ抜け(グラップ)をしてこない相手なら一生投げてればそれだけで勝てます。打撃も通らず、投げも抜けてくるなーと思ったらこれを狙う。詳しくは別記事を参照。

立中Pや屈中Pは発生も速く、ガードさせて有利が取れる優秀な通常技。本命は立中Pを当てること。アロー〆コンボが入ればラインを稼いだうえに起き攻めつきでうまい。

通常技を何度かガードさせると嫌でも間合いが開いてしまう。この距離で攻撃を辞めるのではなく、再度近づくことができれば一生密着間合いでいられることになる。そのためにも、近づくタイミングを相手に悟らせないように、いろんな選択肢を混ぜよう。立中P>屈中P>中足をガードさせて低ストか前ステ、のように同じパターンを何度もやるとさすがに読まれます、筆者のように。相手が固まりがちな通常技と通常技の間にちょっとだけ前歩きを挟んでみたり、めくりを狙ったりもいいかなぁ。

最後の選択肢は筆者がよく使う。画面端に追い込んだあと、立中P>屈中P>(中足)のような”いつものやつ”をガードさせて、おもむろに通常技をキャンセルしてスピニングアックス。中足のあとはこっちのターン、と思っている相手の通常技とかち合ってクラカンしたりする、おいしい。中アロー〆でまた密着間合い。

 

まとめ

やっぱり近づかないとダメだわ、この子。アロー〆なら起き攻めもあるし、密着はガンガン攻めるポイントだし。まぁだからこそ密着が強いコマ投げ持ち(主にザンギ)が怖いんだよなぁ・・・。近づかないキャミィなんてぺちぺちしかできないし・・・近づいて何かのタイミングはずしたらスクリューだし・・・。キャミィより密着が得意なキャラ相手には中距離当たりを基本にして、ヒット&アウェイを意識して文字通りキラービーとなろう。

 

 

 

 

*1:体力スタン値共に全キャラ中一番少なく、機動力はキャミィ並みで火力オバケ

*2:飛ばれたらフルコンもらうから