キャミィのキャノンストライクを考える
今回はキャミィの必殺技のなかでも癖のあるキャノンストライクを考える。これを使いこなせたら一流のキャミィ使いと言っていい気がする。
基本性能
キャノンストライク(前ジャンプ中に214K)
キャノンスター!としか聞こえない、空中からのスパイラルアロー。いわゆる空中軌道変化技。しかし高度制限があるため、超低空で出すことはできない。前ジャンプから最速で214Kだと上りジャンプ攻撃が漏れて悲しいことになるのは日常茶飯事。
また、強度によって違いがあることも把握しなければならない。弱は短く垂直に近い軌道で急降下キック、強は長くちょうど45度ぐらいの急降下キック。
ガードされる高さにもよるが、腰あたりに当たってしまうと普通に確反もらう。着地後にコパなんて振ってしまったら中技から大惨事なんてことも。足元ガードでようやく+2Fとかそのくらい。
どう使うのか
ここまでいい面を全く書いてないので使い道がなさそうに見えるが、当然そんなことは無い。
低空キャノンストライク(以下、低ストorスト)はヒット、カウンターヒットさせることができれば途端にくっそ強い技になる。距離を把握しつつ低ストをだせれば通常攻撃対空が間に合わなくてカウンターとか、普通にジャンプして対空攻撃を釣りつつ踏む、とかできる。
そこそこの高さ、だいたい腰あたりでヒットさせれば着地後にコパがつながり、カウンターなら屈中Pがあたることさえある。屈中Pやコパが当たることがキャミィにどれだけの恩恵をもたらすかは周知の通り。
低ストからのコンボ
低スト(低めヒット)>コパ>強アロー (158/259)
レシピはすごく簡単。問題はヒットしたあとにコパが繋がるかどうかを判断すること。こればかりは練習と実戦の経験が物を言うのでがんばろう。筆者はよく失敗してお仕置きされる(´・ω・`)
低スト(c)>屈中P>強アロー (206/306)
カウンターしてた場合はこちら。こちらも問題はコンボ選択をどうするか。ぶっちゃけはじめはカウンターしたときだけコパアローでもいい。コパが届かなくてアローが漏れたら、ごめーーん!と叫ぶことになる。
ちなみに間合いが近ければリフトコンビネーションも入るけど、状況判断がさらに難しくなる。
EX低ストの性能
ヒット確認とか難しいし、ガードされててアローが漏れるんじゃ!という方はEXにしましょう。EX版はゲージを払うだけあって性能はかなりよくなる。まず、高度制限が緩くなるので9−214KKでほぼ最速でも出る。最速で出なかった人は入力が早いのでがんばってください。そんな人はもう初心者では無い気がする。
EXの利点
速い
高度制限が緩いのも相まって相手に当たるまでも速い。しかも前方向も伸びる。試合開始よりちょっと離れてても足元に当たるぐらい。
有利がすごい
ガードされたときの有利フレームも大きくなる。腰あたりにあたっても±0とか。
当たったら追撃可能の吹っ飛び
低めヒットで自分の前方向に吹き飛ぶ。追撃はニーバレット>中アローが安定。このニーバレットが当たるようになった*1のはすごく大きい。ちなみにEX低スト>ニーバレ>中アローで(216/332)。
高めヒットで裏周り、立弱Kや立弱Pを当てて前ステするとまた裏周りするので強気に屈中Pや立中Pあたりを振るといいかも。なんなら低めヒット後に弱攻撃刻んで裏周りでもいい。裏周りがばれてる相手には読みあいになるが、その場合は投げが通りやすい。
ヒット後に立弱Pを刻んで気持ち遅めに前ステすると裏回りしない、という選択肢もある。見てから対応するのはすごく難しい。
まとめ
置き技の精度が高くて前ステや前歩きが通らない相手にはEX低ストで強引に近づくのもあり。ただし、EXを含む低ストは攻撃判定が弱く立弱Pなどで簡単につぶされるという弱みがあることを覚えておくこと。つぶされてもめげない心を持ちましょう。
では、このあたりで。
*1:コンボカウント制限?だか追撃性能の強化だか、そんな調整